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ヨガスートラがさす瞑想のこと


瞑想ってどういう状態なのでしょうか。

 

それは高いところから低いところに流れる油やハチミツみたいに、とめどなく対象に向かって思考が注がれている様子で急に止めることはできない没頭状態をさします。

  

ヨガスートラには“サムヤマ”というコンセプトがあって、それは『努力してひとつの対象に集中することから始まって、その時間を長くすることで没頭状態に至って、ついにはじぶんという意識がないかのように対象と融合する』というサイクルのことです。

 

対象との融合は“サマーディ”と呼ばれていて、一般には悟りと和訳されてます。

 

いずれにしても言葉では説明しにくく、その状態は個人の経験としか言いようがありませんが、ほんの一瞬の“アハ体験”や“膝ポン”な理解/納得も私にとってはサマーディだと捉えています。

 

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瞑想の対象は、普遍的なもの(太陽とか月とか火とか水とか木とか花とか山とかetc.)から試してみるといいですね。

 

じぶんに何を与えてくれるのか、そして心地よく感じるか(一番重要!)を熟考して選ぶことが大切です。

 

その対象はどんなに素晴らしい恩恵を与えてくれるイメージがあったとしても、違和感を覚えるならやめたほうがいいです。

 

こういった対象の選び方をヨガスートラはヴィニヨガと説明していて、瞑想のキモだったりします。

 

または、聖典を詠唱して、その意味をバーバナ(イメージする)ことも一種の瞑想です。

 

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一方でマインドフルネス瞑想はひとつのことに集中することが目的で、パソコンで例えるとたくさんのタスクが開きっぱなしの状態を、ひとつひとつ閉じていくことです。

 

マインドフル(集中)で得られる効果は、パソコンなら負荷が減ってパフォーマンスが上がるように、私たちならリラックスかつ明晰な状態になることです。

 

この場合には集中すればいいのであって、必ずしもじっと座ってなければいけないわけではありません。

 

家庭や仕事を持っている私たちには、サムヤマのサイクルをするには時間がかかりすぎるかもしれませんが、1日のうちどこかでマインドフルな時間を5分でも10分でも捻出することは、どのような状況や環境にあっても必要なことだと考えています。

 

そのための手段として、ヨガはあるんです☺️


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