どうやって瞑想をするのかのテクニックがあちこちで散見されますよね。
それでも確信をついた答えが得られなくて、よくわからなかったってことでアーカーシャに足を運ばれる方が多くいらっしゃいます。
こんなに情報があるのに肝心なことはふわーーーとしか説明されていないのは
- 瞑想は個人の経験だから言語化できない
- 瞑想のプロセスも経験だから説明できない
なんてことが背景にあるからなんです。
これらのことは当然で、じっと座って考えを静かにさせていくような瞑想はメディテーションの最終段階(の入り口)だからです。
このことを本格瞑想と私は呼んでいます。
この本格瞑想だけをお伝えすることは、アーカーシャではしていません。
それは、最初に述べたように個人の経験だからです。
ガイドをしてもらってするようなことは本格瞑想ではないし、そういった集中の仕方を私たちの伝統では行わないからです。
※イベント的に大きなグループクラスや講習会の中ではあるかもしれません
日常的にヨガ瞑想(以下に説明)を実践されている方には、そのコンセプトや進め方をお伝えしています。
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ヨーガ学派の哲学に則った実践は、すべてがメディテーションです。
つまり、集中することや熟考するために行う実践なんです。
ヨガのポーズも呼吸法も経典の学びもメディテーションで、私はヨガ瞑想と呼んでいます。
ヨーガ学派はマインドの専門家なので
マインドの動き(思考や感情の動き)が活発な場合には、ヨガのポーズを瞑想として適応します。
体の症状(肩こりや便秘etc.)がある場合にもヨガのポーズは必須です。
ですのでマインドも体も安定している場合には、必ずしもしなくてもいいかもしれません。
健康の維持という意味で、体を使った練習を軽く数分(10分程度)することはおすすめですが
呼吸法を多めに(20〜30分)しっかり行うことで、さらに内的な浄化が進むでしょう。
これらの目安時間は年齢や個人によっても異なってくることが前提となります。
こうして呼吸法(いわゆる呼吸瞑想)をしっかり行うと、感覚の制御がなされてきます。
この段階になって、ようやく本格瞑想に進む相応しさが得られるとヨガスートラは表現してるんです。
いきなり座って、思考がおとなしくなるまで待つのが瞑想なのではなく
①思考をおとなしくさせるためのヨガ瞑想があって
そこから先の本格瞑想では、さらに自分の深くへ集中するような熟考のプロセス②となるんです。
①についてはヨガ瞑想(呼吸瞑想を含む)や歩行瞑想など、意識を向けやすい手段を選ぶことが合理的です。
そこから②に進むことが、実に理に叶った段階なんです。
時間が無限にある人は②でマインドの動きが静かになるまでひたすら待つのもいいですが、そこがゴールだとしたら①から始めた方が時短で効果も出ます。
ヨガ(のポーズ)をやってるけれど心が穏やかになる感じはないよっていう方は、ぜひアーカーシャのヨガ瞑想をお試しくださいね🌈✨