サンスクリットの文献がマントラで、マントラにもヴェーダとヴェーダじゃないものがあるのですが
私はクリシュナヤジュールヴェーダによるヴェーダの詠唱を学び指導してます
(2011年9月にKYMにてTTC 240H修了)
ヴェーダの6つの学派(見方)のうち、ひとつがヨーガ
つまり、ヴェーディックチャンティングはヨガだけのものではないし
むしろオーソリティはヴェーダーンタなんですよね
じゃあ、ヨガとマントラの関係って?
人間を構成している5つの要素として
パンチャマヤというコンセプトがあって
- 身体機関:アンナマヤ
- 生理機関:プラーナマヤ
- マインド(思考・気分・感情):マノーマヤ
- パーソナリティ(ものの見方・考え方):ヴィグニャーナマヤ
- 深い感情(至福):アーナンダヤマ
でのヴェーダの詠唱の効果は、ヴィグニャーナマヤに直接的に働きかけることなんです
人柄だったり性格を変えるって、ちょっとすごい!?
だからこそ、そんなにすぐに効果が出るものでもないし
そこに行き着くまでに、もっと浅いマノーマヤレベルの喜怒哀楽の感情が活発になって
そのせいで、練習中にエモーショナルになったりしちゃうんだけれど
そんな時には、違う練習をするうちに内側の何かがクリアになって、そのうち乗り越えられてるから興味深いんです
で、それとは逆で、エモーショナルになっている時にチャンティングすると落ち着いたりってのもあるあるなんです
これは、深い感情に関わるアーナンダマヤにも、マントラチャンティングが働きかけてるからなんです
この深い感情はマノーマヤレベルの喜怒哀楽とは違くて、ただただ至福を意味します
ちなみに瞑想はアーナンダマヤに直接的に作用するって言われてるのですが
至福につながる効果を出すのは、すっごく難しかったりもするんです
なにしろ、わたしたちを構成している要素の中でも1番深い場所にあるものだから
そのためには、集中の深さと明晰さが問われるんですよね
・・・
10年前とは違ってマントラがヨガの一部として受け入れられつつあるからこそ
マントラチャンティングがどういうもので、なにを目的として練習しているのか明確にしたいと思ってまとめてみました
アーカーシャでのマントラクラスは1対1〜2人の個人クラスとサークルがあります
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