ヨーガスートラに出てくる専門用語から解説すると
トリグナ:マインド(思考・気分・感情)の3つの性質
- ラジャス:活動・動き
- タマス:不活性・不動
- サットヴァ:光・明晰・透明
通常の状態では、ラジャスとタマスの
どちらか一方が優勢になると、もう一方が劣勢になるような相関がありますが
ヨガスートラに則った練習をすることで
ラジャスとタマスがともに抑えられて、サットヴァが多くなると言われてます
このことで、内側の「本質的な自分」を理解すると考えられていて
ヨガスートラの指すヨガの練習の目的は、そこにあるんですね✨
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ヨーガ:よりよくなる変化 → 垂直方向
クシェーマ:状態を維持する努力 → 水平方向
このふたつはセットだから、階段をイメージすると想像しやすいかもしれません
向上心を持つとき、ヨーガという「高さ」を適切に設定しないと
維持(クシェーマ)できなくて、元いた状態よりも落ちてしまう可能性だってあるんです
もうできない、どうせだめだ、、みたいなことですよね
だから負荷のかけ過ぎは禁物で、少々気乗りしなくてもできる範囲から始めて
それが完全に身につく安定性が得られてから、また次の「高さ」に向かうんです
つまり、何かを成し得るのには時間がかかるってことで
ヨガの練習は時々する「意識高いアクティビティ」じゃなく
毎日できる内容であるべき(ここは断定)なんですよね
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での、グナ(マインドの特性)を正常に働かせるためのキモはラジャスケア!
そのためにはアーサナ(ヨガのポーズ)が合理的だってヨーガスートラは言ってるけれど、ただし・・
①スティラ:安定・不動
②スッカム:快適・リラックスしている
この両方が、体でもマインドでも得られることが条件なんです
体が「安定してて快適」は、わかりやすいですが
マインドが安定ってことになると、それは「集中している」状態を意味するんですね
かつ、マインドがリラックスもしていることも求められているわけで
集中と緊張はイコールになりがちだから、悩ましいですよね?!
そこでの解決策は「呼吸」に集中することで
マインドは「今」にとどまり続けることができるし、リラックスできるんです💙
加えて「体」に集中しすぎると
「できるできない」みたいな両極に振られやすい+緊張しやすいところを
そこでも、安定とリラックスを獲得しやすくなるんです💛
そんな「呼吸」についての集中方法もヨガスートラには示されてるけど
なかなか実用されてないのが現実だったりもします。。
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というわけで、盛りだくさんな内容でした笑
皆さんはどうお考えになりましたか?
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