マントラはサンスクリット語で綴られた文献のことで、サンスクリット語はインドの古代語のことです。
サンスクリット語で詠唱するなら全部がマントラチャンティングですが、アーカーシャで提供するマントラはインド最古の文献 ヴェーダの詠唱です。
ヴェーダが文字としてまとめられたのは、紀元前1500~800年頃。
それ以前は口頭伝承によってまもられたといわれています。
その学び方は“教師が詠唱したまま、正確に繰り返す”ことで、このプロセスを“アディヤーヤナ”といいます。
ちなみにヨガスートラの学び方は“アヌシャーサナ”で、これも先生から学ぶことを意味します。
インドでの伝統は本やインターネットからではなく、先生から直に(1対1で)学ぶことを基本とするものです。
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サンスクリット語は、発音(正しい音を出すこと)が大切。
その他にも、音程、長さ、強さ、どこまでがひと続きか、どこで区切るかなどのルールがあります。
それを1回で身に着けることは不可能で、何回も何回も実践して、はじめて身に着くのがチャンティングです。
また、じぶんの癖がついてしまうことは絶対に避けなければいけません。
そのためにも1回完璧に覚えたから安心というものでもなく、定期的に教師のもとでアディヤーヤナしたほうがいいでしょう。
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こういった古代語の文献群を詠唱するという練習は、誰にでもフィットするわけではありません。ですが、何かしらどこかしらで気になったり魅了された人にとっては、至福を感じる時間を経験されることと思います。